スタッフブログ2026.03.15

インターネットの現況#owners

今回の閲覧制限(2026年3月15日(日) 午前2:00 ~ 3月16日(月) 午前2:00)の背景には
現在進行形で起きている「世界規模のサイバー戦」の影響があります。

中東情勢の緊迫とサイバー攻撃の連鎖
2026年2月末のイラン情勢の急変(軍事衝突)以降、中東を起点としたサイバー攻撃が世界中に波及しています。
日本を含む西側諸国のインフラや企業サイトを標的にした「AIによる無差別スキャンやDDoS攻撃」を爆発的に増加させています。

日本は現在、これら中東情勢に伴うサイバー攻撃の「第2の影響圏(Second-order risk)」に指定されており
国内ISP(プロバイダ)の回線を利用した踏み台攻撃が過去最大レベルで観測されています。

☆お客様にむけて
実は今、世界中で古い通信機器を狙った攻撃が急増しています。
犯人(ハッカーやボット)が正体を隠すため、あなたの家のルーターの中に住み着いて「身代わりの発信源」としてあなたのIP(住所)を勝手に悪用して
他サイトに攻撃を仕掛けているかもしれません。

・購入から5年以上経過している
・ルーターが頻繁に熱くなる、再起動が必要
・WPA3に対応していない
※「身代わりの発信源」=レジデンシャル・プロキシ(Residential Proxy)
上記のような古いルーターを新しくするだけで、セキュリティが劇的に向上するだけでなく、スマホの電池持ちが良くなったり、通信速度が数倍になることもあります。ご自宅のルーターが『5歳』を超えていたら、ぜひ買い替えを検討してみてください。」

☆他店舗中小企業のオーナー様にむけて
ネットの世界では「店の規模」は関係ありません
リアルな世界では、大きな銀行と路地裏の小さなお店では、泥棒に狙われるリスクが違うように感じるかもしれません。
しかし、インターネットの世界では、その常識は通用しません。
あなたがプロバイダと契約してネットに繋いだ瞬間、あなたの店には、AmazonやGoogleと同じ仕組みの「グローバルIPアドレス」という住所が1つ割り当てられます。
ネット上の地図(住所録)には、全く同じ重みで「一つの地点」として掲載されています。
サイバー攻撃を仕掛けるボット(プログラム)は、「有名な店を狙おう」とは考えません。彼らは0.0.0.0から255.255.255.255までの数字を、24時間365日、機械的にしらみつぶしに叩いています。
とはいえ、中小の私たちは日々の仕事に追われ、そんなことをする余裕もないと思われます。
・「OS/ブラウザの更新」通知が来たら即アップデート
・多要素認証(MFA)の導入(決済appなど)
・クラウドWAFの導入
・ルーターの管理
上記のことをできる範囲で取り入れていきましょう。


IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html
※情報セキュリティ10大脅威 2026

警察庁ホームページ
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html
※日本国内の最新の被害状況がこちらで確認できます